A?B? その2

こんにちは。オオクボです。

さてさて、前回に続きまして今度はB判の用紙サイズについて。

A判は国際規格となるとB判は何?という事なのですが、日本国内で使われているB判というのは日本独自のサイズなのです!

 

B判のルーツは美濃和紙と言われており、江戸時代に幕府の御用紙として使われいたため日本で広く知れ渡っていたのだそう。その美濃和紙(=美輪判)の大きさが現在のB4の大きさに近いものだったんですって。(美濃判=273×394㎜、B4=257×364㎜)

昔は色々な紙のサイズがあったそうなのですが、昭和に入りドイツの規格であったA判が日本にも導入されました。しかし、すでに日本中に浸透していた美濃判を考慮してB判というサイズも作られました。

そして美濃判を、A判と同じような基準で倍々にしていくとA0よりはひとまわり大きいB0ができることになります。

しかし、そのままではB0が中途半端な数字になってしまうのでA0の面積が1㎡である事から、B0の面積を切りの良い1.5㎡としたのではないかと思われます。

 

こうして生まれたと思われるB判サイズですが、日本以外にも中国や台湾の一部の海外でも使われているそうです。

ちなみに国際規格にもBサイズがありますが、全くの別物ですので注意を。aicon_1.gif

 

B4縦の用紙を横に2枚並べるとB3。

B3縦の用紙を横に2枚並べるとB2。

と大きくなるにつれて数字が小さくなっていくのはA判の用紙と同じです(*´ω`)b

 

調べると意外な歴史があって私も驚きました(*゚Д゚*)ホェ…

それではまた今度~ ヾ(。・v・。)

投稿者:printlife

2018年11月に投稿したプリントライフの記事一覧

トラックバックURL